めめの妹６ (ページ5)

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目黒誕生会ページ5

ー目黒蓮ー

本当にありがたい…。
朝の４時前。仕事のためリビングに行けば朝食がラップして置かれていた。そこには一言メッセージもあった

【連日の撮影お疲れ様。俺明日用事があって…朝ごはん用意しておいたから温めて食べてね。帰る時間決まったら連絡してください宮舘】

仕事が忙しいのは皆んな同じで、本当にみんな頑張ってて…

その日によって、寝る時間とかもバラバラなのにこうやって毎日ご飯を置いてくれていて…本当にありがたい。

焼き魚、卵焼き、白ごはん、味噌汁、海苔、野菜

用意してもらっていたご飯を温め有難く頂く。

素早くご飯を食べ、食器を洗い、テーブルにメモを置く

【舘さん、毎日ありがとう。帰る時メッセージ送ります。Aの事お願い】

よし。今日もみんなを笑顔にする為に…頑張る。

歯を磨いた洗面台で笑顔を見せる。

夜の7時。
グーっと両腕を伸ばし、着替えをする。

今日もハードスケジュールで本当に大変だった。でも、頑張ったっていう達成感で、俺の気分は晴れていた

グループメッセージを確認すればAの寝顔が送られている。

そう、今日は俺以外全員オフの日

【今から帰ります】

そうメッセージを送りマネージャーの車に乗り込む

【写真一件】

携帯を開けば薄暗い部屋で眠るAの写真。

早く帰って一緒にご飯食べたい。

そう思いながら次から次に流れてくるメッセージに目をやる

「めめ、お疲れ様。A爆睡」

「目黒お疲れ様。A何度も、目黒の名前呼んでたよ」

「めめ、おつかれさん。Aめっちゃええ子やったで」

なんて、俺だけが仕事だったこの日はいつも以上にメッセージが届く。

【ありがとう】

そう一言メッセージを送り俺は携帯を閉じ眠りについた。