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✾ ページ41

JN「よし、これで以上!」

『お疲れ様でしたー。』




会議終わりの校閲部に、軽い足取りで入ってきたユンギは珍しく笑いながらこう言った。




YG「ホン先生の新作、完成しました。」

『...はぁ...。』

JN「お!出来た!?」

HS「見せて見せてー!」

NJ「あ、調べたところだ...。」

JM「...。」




各自がそれぞれの反応をする中、ユンギは一冊の本をツキに手渡した。




YG「で、これはホン先生からお前にだ。」

『私に?』




ツキはユンギから本を貰うと席に座り、本を捲った。




『...480、480...あ!あった...。
あ、立日橋に直っている...!それと...あ!女子高生の言葉遣いも直っている!』

HS「んー?どこー?」

『ほら!チョベリグが、地味に上手い!ってなってる!』




ニコニコとした笑顔でそう言うツキに、ジミンは唖然とした表情でこう言った。




JM「ありえない...あの堅物作家が意見を変えるなんて。」

NJ「本当に、ツキは凄い...。」

JM「は?ツキ?呼び捨て?」

JN「新人なのに偉いぞー!おりゃおりゃ〜!」

『わ、ちょっとやめてくださいよ!』




みんながツキを褒めたてる中、ソクジンはツキを抱きしめ、頭を撫でた。




『...ん?なんだこれ。』




ツキがページを捲っていると、本の真ん中に1枚の栞が挟まっていた。




JN「...これって...!」

『...!』




その栞には、ホンの達筆な文字でこう書いてあった。




‪”‬地味にスゴイ!‪”‬ユ ツキ様へ。




JN「...すっかり、ホン先生に気に入られたみたいだね。」




ツキはソクジンのその言葉に嬉しそうな表情を浮かべると、こう言った。




『...でも、クビにならなくて良かったぁ...!』

JN「え、クビ!?」

JM「...はぁ、誰がそんなこと言ったの?」

『え?いや、だって...。』




ツキが目の前に居るユンギの顔を見あげると、ユンギはニヤニヤとした表情をしていた。




JN「もしかして、ホン先生が言ったもうバンタン社では書かない!っていうの気にしてた?」

『そりゃ!誰だって気にしますよ!バンタン社の半分を売り上げる大人気作家なんでしょ!?焦るに決まってます!』

JN「あれはね、今に始まったことじゃないんだよ。
まぁ、簡単に言うと先生の常套句!僕も担当だったけど、大変だったよ〜...。」

『...。』

HS「ユンギヒョンも相当聞かされたんじゃない?」

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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kaguya(プロフ) - nanaさん» 少し参考にさせていただいてます! (4月3日 17時) (レス) id: 680b1279bc (このIDを非表示/違反報告)
nana - あれ…主人公が石原さとみに見えてくるなぁ🤔 (3月25日 22時) (レス) @page26 id: 93fd17df6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kaguya | 作成日時:2024年3月15日 20時

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