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《 TH side 》
YG「 テヒョンア！ ジミナ！！ 」
昼休み、残り5分。
ジミナと話してると、大きな声で呼ばれる僕たち。
TH「 ユンギ先生、？ 」
JM「 いつも省エネなのに珍しい(笑) 」
先生に近づくと、珍しく焦ったような顔をしてる。
YG「 Aが階段から落ちた。今すぐ来い。 」
TH「 …え？ 」
JM「 落ちたって、⋯⋯どうして、 」
先生は説明するよりも先に走ってて、
僕もジミナもそれを追いかけて走る。
TH「 血、、 」
JM「 先生、、先生これっ、 」
保健室の中に入ると、
先生たちに囲まれてる4人の女子生徒が目に入る。
⋯⋯まさかこいつらが？
TH「 おい、 」
JM「 テヒョンア。 」
TH「 …ジミナ、 」
JM「 今はAが先。そいつらは後。 」
カーテンの中には、頭に包帯を巻いて眠るAの姿。
頬には赤黒いアザがあって、腕や足にも傷がある。
TH「 落とされたってこと？ 」
JM「 多分そうだろうね。 」
幸い縫うほどの傷ではなくて、
切れてるおでこの傷も、数週間すれば治るって。
でもそれよりも心配なのはAの心。
YG「 あいつらいらねぇこと言ってるぞ 」
JM「 いらないこと、？ 」
YG「 お前らに関することな。 」
TH「 チッ……くそっ、 」
布団の中のAの手を握ると、
力は弱いけど僕の手を握り返すAの手。
生きてるって実感して、どうしようもなく安心する。
JM「 A〜。聞こえる？ 」
TH「 A、オッパたち来たよ、 」
ジミナが声をかけると、ぴくっと反応するA。
僕も声をかけると、手がパッと離れる。
「 っ、 」
JM「 Aっ！ 」
ジミナがAの頬を触ると、
その手を避けるように顔を逸らすA。
JM「 A？ どうし⋯、 」
「 ぃ…やだっ、さわらないで、 」
今までに見た事ないAの顔。
泣きそうで、苦しそうで、絶望した目。
YG「 A、お前の兄ちゃんらだぞ？ 」
「 やだ、、なんで生きてるの、 」
YG「 お前なに言われた？ 」
顔を歪めながら起き上がったA。
白かったシャツには、赤い血が滲んでる。
YG「 、、とりあえず、ガーゼ変えようか 」
話題を変えるように話すユンギ先生。
拒否された手が冷たくなって何も感じなくなっていく。
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たいん - 初めまして。いつも楽しく拝見させていただいています。リクエストいいですか？ グクが何かのきっかけで赤ちゃんがえりしてしまって、兄姉たちを困らせちゃう話が読みたいです！ (2021年7月5日 1時) (
レス) id: 38ab48450a (このIDを非表示/違反報告)
たた(プロフ) - るんばさん» るんばさんこんばんは、ありがとうございます！！しっかり書かせていただきますねー！これからも読んでくださると嬉しいです！！！ (2021年7月3日 21時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
るんば(プロフ) - リクエストさせてください！！お話の中でも何回か出てきている主人公ちゃんがガチギレしたお話しだったりクオズの2人のSNS事情も見てみたいです！いつも楽しみにこのお話を読ませてもらってます！！これからも大変だと思いますが頑張ってください！！ (2021年7月3日 20時) (レス) id: 8e424235ee (このIDを非表示/違反報告)
ちーと(プロフ) - ミニのリクエストありがとうございました！！！グクミニ最強！可愛いに溢れてました。おっぱ達に懐かないミニにも笑えました！またグクミニに会えるのを楽しみにしてます！ (2021年5月28日 7時) (レス) id: dbb77fcf67 (このIDを非表示/違反報告)
たた(プロフ) - runnさん» もう一度送っていただいてありがとうございます(T_T) 少し時間がかかるかもしれないですけれど、必ず書かせていただくのでお待ちしていただけると嬉しいです(*´`) (2021年5月28日 1時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たた
| 作成日時：2021年3月13日 23時
