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《 JM side 》
拒絶される僕たち。
何が何なのか、よく分からない。
YG「 何言われたか、俺に教えてくんね？ 」
僕たちはカーテンの外に出されて、
先生とAの話す声だけが僕たちに聞こえてくる。
「 私オッパたちに嫌われてる、 」
YG「 …なんでそう思うんだ？ 」
「 いい加減兄離れしてほしいって言ってたって、 」
聞こえてくる声に、心臓がぎゅっと痛くなる。
ここまでか細い声を聞いたのは初めてだったから。
YG「 あいつらに直接言われたのか？ 」
「 …ううん。だけど私に優しくしてたのは、 」
" 優しくしてたのは、グクがいるから。 "
グガがいるからから僕たちが冷たくできないって？
YG「 それは違うんじゃねぇか？ 」
「 …違わないよ、 」
YG「 嫌いだったら駆けつけてこねぇだろ？
俺が伝えた時、あいつら泣きそうな顔して走り出したんだぞ？ 」
Aの泣く声が聞こえる。
すぐそこにいるのに、抱きしめてあげられない。
もどかしくて、すごく悔しい。
TH「 ……Aっ！！ 」
こういう時に動くのはテヒョンア。
カーテンの中に入って、Aを抱きしめた。
JM「 A、 」
それに続いて、僕も抱きしめた。
腕の中のAは、子供のように泣いてた。
TH「 ごめんね、不安にさせてたんだね⋯ 」
JM「 僕たちオッパ失格だね… 」
体を離すと、ボロボロのAと目が合う。
ポツリポツリと話してくれるAの本心。
ずっと不安で、悩んでいたこと。
あの人らに言われて、確信してしまったこと。
「 オッパたちの負担になってるかもしれないけど、
オッパたちの力になりたくて、⋯⋯支えたくて、 」
そう話すAがどうしようもなく愛しくて、
もう一度強く抱きしめる。
TH「 負担なんかじゃないよ。 」
「 うん、 」
TH「 Aがいるからオッパたち頑張れるんだよ？ 」
嫌いになんてなるわけない。
この世界で誰よりも大切な子。
Aが離れたくても、離してあげられない。
JM「 Aは僕たちの言葉だけ信じて。 」
「 …うん、 」
JM「 他の人の言葉なんか聞かなくていい。 」
「 うん、 」
JM「 僕たちはAを愛してるよ。 」
世界でいちばん、愛してるよ。
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たいん - 初めまして。いつも楽しく拝見させていただいています。リクエストいいですか？ グクが何かのきっかけで赤ちゃんがえりしてしまって、兄姉たちを困らせちゃう話が読みたいです！ (2021年7月5日 1時) (
レス) id: 38ab48450a (このIDを非表示/違反報告)
たた(プロフ) - るんばさん» るんばさんこんばんは、ありがとうございます！！しっかり書かせていただきますねー！これからも読んでくださると嬉しいです！！！ (2021年7月3日 21時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
るんば(プロフ) - リクエストさせてください！！お話の中でも何回か出てきている主人公ちゃんがガチギレしたお話しだったりクオズの2人のSNS事情も見てみたいです！いつも楽しみにこのお話を読ませてもらってます！！これからも大変だと思いますが頑張ってください！！ (2021年7月3日 20時) (レス) id: 8e424235ee (このIDを非表示/違反報告)
ちーと(プロフ) - ミニのリクエストありがとうございました！！！グクミニ最強！可愛いに溢れてました。おっぱ達に懐かないミニにも笑えました！またグクミニに会えるのを楽しみにしてます！ (2021年5月28日 7時) (レス) id: dbb77fcf67 (このIDを非表示/違反報告)
たた(プロフ) - runnさん» もう一度送っていただいてありがとうございます(T_T) 少し時間がかかるかもしれないですけれど、必ず書かせていただくのでお待ちしていただけると嬉しいです(*´`) (2021年5月28日 1時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たた
| 作成日時：2021年3月13日 23時
