優しいグク ページ33
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学校が終わって一旦家に帰って、
着替えてからグクのお迎えに行く。
「 こんにちは〜。あ、ホソク先生！ 」
HS「 お、Aちゃん！ 今呼んでくるね！ 」
「 私行きますよ〜 」
HS「 そう？ なら一緒に行こう！ 」
ホソク先生とグクの教室まで歩いてると、
何やらひとりの男の子が泣きべそをかいてた。
HS「 ありゃりゃ。どうしたのー？ 」
ホソク先生はその子の方に行ったから、
私はひとりでグクの教室に行くと、
jk「 ぬなぁ！ 」
「 グクおかえり〜 」
jk「 ただいまぁ！ 」
瞬時に私を見つけてくれるグク。
おかげで迷子になることも少ないの。
「 荷物もっておいで？ 」
jk「 うん！ 」
リュックを背負って、手には折り紙をもったグク。
お転婆くんだからお家に帰る頃にはグチャグチャになりそうだけど…。
jk「 ぬな、あのね、ぐぅつくった！ 」
「 わ、すごーい！ 可愛いね！ 」
jk「 んふふ 」
お花の形をしたおりがみを誇らしそうに見せてくれる。
jk「 じょうず？ 」
「 ノムチョア〜。 さすがグク！ 」
頭を撫でてあげると、嬉しそうに目を細める。
手を繋いで廊下を歩いてると、
さっきの男の子がまだ同じところで泣いていた。
jk「 ほそくせんせー！ 」
HS「 ジョングガ！ ヌナに自慢できた？ 」
jk「 うん！ じょうずだってぇ！ 」
HS「 よかったなー！ 」
ホソク先生にも撫でてもらえてご機嫌のグク。
だけど目線はすぐに下がって、下の男の子へ。
HS「 じゃあね、ジョングガ。また明日ね？ 」
jk「 …うん、 」
納得がいってないような顔。
グクもしゃがみこんで、男の子と同じ目線に。
jk「 せなくん、どぉしたの、…？ 」
震える声を振り絞って聞いたグク。
突然のことに私もびっくり。
sn「 っ…おはなさんっ、おちちゃった…っ、 」
床と棚のあいだを指さして、
泣きながらグクに答えるセナくん。
HS「 先生ともう一回作ろうよ〜？ 」
sn「 せなあれがいい…っ、 」
「 ひょんのすきないろだから、」って。
ホソク先生も何も言えなくなっちゃって、
グクも心なしかしょんぼりとした顔。
HS「 泣いてるとかっこいい顔が台無しだぞ、セナ〜？ 」
sn「 うぅー…っ、 」
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たいん - 初めまして。いつも楽しく拝見させていただいています。リクエストいいですか？ グクが何かのきっかけで赤ちゃんがえりしてしまって、兄姉たちを困らせちゃう話が読みたいです！ (2021年7月5日 1時) (
レス) id: 38ab48450a (このIDを非表示/違反報告)
たた(プロフ) - るんばさん» るんばさんこんばんは、ありがとうございます！！しっかり書かせていただきますねー！これからも読んでくださると嬉しいです！！！ (2021年7月3日 21時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
るんば(プロフ) - リクエストさせてください！！お話の中でも何回か出てきている主人公ちゃんがガチギレしたお話しだったりクオズの2人のSNS事情も見てみたいです！いつも楽しみにこのお話を読ませてもらってます！！これからも大変だと思いますが頑張ってください！！ (2021年7月3日 20時) (レス) id: 8e424235ee (このIDを非表示/違反報告)
ちーと(プロフ) - ミニのリクエストありがとうございました！！！グクミニ最強！可愛いに溢れてました。おっぱ達に懐かないミニにも笑えました！またグクミニに会えるのを楽しみにしてます！ (2021年5月28日 7時) (レス) id: dbb77fcf67 (このIDを非表示/違反報告)
たた(プロフ) - runnさん» もう一度送っていただいてありがとうございます(T_T) 少し時間がかかるかもしれないですけれど、必ず書かせていただくのでお待ちしていただけると嬉しいです(*´`) (2021年5月28日 1時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たた
| 作成日時：2021年3月13日 23時
