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オッパに頼っちゃダメだ。
オッパに迷惑をかけちゃダメだ。
オッパの負担になっちゃダメだ。
ダメ。
オッパのそばにいちゃダメ。
「 っ⋯、 」
JM「 A！！ 」
気づいたら私はリビングを飛びだして、
自分の部屋に駆けこんで、初めて部屋の鍵をかけた。
チミオッパが私を呼ぶ声が聞こえたけど
オッパが自分の事に集中するのに、私は邪魔だから。
布団にくるまって泣いた。
体が水分を求めるまで泣いた。
夜ご飯作ってない。
グクの洋服の洗濯もしてない。
明日のお弁当の準備も、朝ごはんの支度もしてない。
放棄したくなった。
⋯だけど。
「 これじゃ迷惑⋯ 」
結局迷惑かけるんだ。
「 ⋯はぁっ、 」
受験ってこんなに辛いの？
人生を選択するのってこんなにも悩むの？
ベッドに座ってぼーっとしてると
コンコン、と控えめにノックされるドア。
TH「 A？ テテオッパだけど〜。 」
「 ⋯うん、 」
TH「 お腹すいてないかなぁって。どう？ 」
「 食べようよ。」って話すテテオッパ。
「 ごめんね⋯。迷惑かけちゃった、 」
TH「 迷惑？ 何が？ 」
「 だって⋯、っ、 」
話そうとしたら涙が出てきた。
すると、ドアノブをがちゃがちゃしだしたから、
鍵をあけて扉を開く。
TH「 A⋯？ 」
「 っ⋯おっぱっ、 」
TH「 うん、オッパここにいるよ。 」
私を優しく包んで頭を撫でてくれる。
大きなオッパの体にどうしようもなく安心する。
TH「 何があったの？ 珍しいじゃん？ 」
あんなに怒ったの珍しいね、って。
珍しすぎて少しだけ安心したよ、って。
「 ⋯安心？ 」
TH「 うん。だってA、我慢してるもん。 」
いつもグクを優先して、
たまにオッパたちにワガママ聞いてもらって、
それでもいつも３人を優先してきた。
TH「 オッパたちにはわかるんですぅ。 ね？ 」
JM「 何があったかだけでも教えてよ？ 」
チミオッパが隣に座るって、
両方の手をオッパたちが握ってくれる。
JM「 Aが泣いてるなら拭ってあげるから。
だから、Aが苦しんでる理由を教えて？ 」
優しく聞いてくれる声に安心して、
両手にぎゅっと力をこめて口を開いた。
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たいん - 初めまして。いつも楽しく拝見させていただいています。リクエストいいですか？ グクが何かのきっかけで赤ちゃんがえりしてしまって、兄姉たちを困らせちゃう話が読みたいです！ (2021年7月5日 1時) (
レス) id: 38ab48450a (このIDを非表示/違反報告)
たた(プロフ) - るんばさん» るんばさんこんばんは、ありがとうございます！！しっかり書かせていただきますねー！これからも読んでくださると嬉しいです！！！ (2021年7月3日 21時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
るんば(プロフ) - リクエストさせてください！！お話の中でも何回か出てきている主人公ちゃんがガチギレしたお話しだったりクオズの2人のSNS事情も見てみたいです！いつも楽しみにこのお話を読ませてもらってます！！これからも大変だと思いますが頑張ってください！！ (2021年7月3日 20時) (レス) id: 8e424235ee (このIDを非表示/違反報告)
ちーと(プロフ) - ミニのリクエストありがとうございました！！！グクミニ最強！可愛いに溢れてました。おっぱ達に懐かないミニにも笑えました！またグクミニに会えるのを楽しみにしてます！ (2021年5月28日 7時) (レス) id: dbb77fcf67 (このIDを非表示/違反報告)
たた(プロフ) - runnさん» もう一度送っていただいてありがとうございます(T_T) 少し時間がかかるかもしれないですけれど、必ず書かせていただくのでお待ちしていただけると嬉しいです(*´`) (2021年5月28日 1時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たた
| 作成日時：2021年3月13日 23時
