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《 JM side 》
Aが女の子を挑発すると、
勝てないと悟ったその子はくるっと向きを変えて走っていった。
「 ⋯あれれ 」
jk「 ヌナかぁっこいい！ 」
「 (苦笑) 」
あまり人には知られてないけど、
キレた時のAは人一倍こわい。
JM「 ほらグガ、もう戻らないと。 」
jk「 ⋯⋯んー、 」
JM「 ジョングガ〜？ 」
Aの手を握って、
時計の針が数字に重なっても自分の席に戻ろうとしないグガ。
「 グク？ 」
jk「 ⋯ヌナたち、帰っちゃう？ 」
少し潤んだ目でおれたちを見上げて、
「 帰らないで⋯ 」って手を引っ張る。
「 ううん、帰らないよ。 」
jk「 ほんと⋯？ 」
「 うん。置いてったりなんかしないよ〜 ㅋㅋ 」
jk「 いひひ⋯。やったぁ！ 」
Aに頭を撫でてもらうとふにゃって顔をゆるめて笑う。
jk「 ぜーったいだよ？ グクとの約束ね？ 」
「 うん、約束ね？ 」
JM「 チミにぃとは？ 約束しない？ 」
TH「 テテにぃもまぜて！！ 」
グガを抱っこしてもみくしゃにしながら、
大丈夫だよ、ひとりにしないよって優しく抱きしめてあげる。
すとんと座ったと思ったら、
くるっと振り向いて手を振るグガ。
8歳にしては素直だし、反抗期もないし口ごたえもない。
「 キヨウォ(笑) 」
JM「 いい子に育ったね 」
TH「 Aのおかげだね〜？ 」
おれとテヒョンアでAを挟んで、
凹んだ真ん中の頭を撫でまわす。
「 もー！ グクの授業参観！ 」
TH「 Aもかわいいもん。 」
「 ⋯⋯そうじゃない！！ 」
JM「 ほんとだもんね？ おれたち嘘つかないもん。 」
「 パボアニャ？ 」
あの子がいい子に育ったのは紛れもなくAのおかげだし、
Aがグガとの時間を大切にしてくれてるからだよ。
「 グク当てられてるよ！ 」
TH「 あは、女の子が教えてあげてるね 」
JM「 あ、鼻ムズムズしてる？ 」
ずず、と鼻をすすったグガ。
Aがティッシュを持ってグガのところに向かって行った。
TH「 キヨウォ〜 」
JM「 あーチンチャ⋯。Aとグギが一番かわいいね 」
Aに鼻を押さえられて
ちーん、って鼻をかんだグギ
jk「 ヌナ こまうぉよ 」
「 ふふ、いーえ。 あ、ここはこーだよ？ 」
jk「 ⋯！ こまうぉ！ 」
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たいん - 初めまして。いつも楽しく拝見させていただいています。リクエストいいですか？ グクが何かのきっかけで赤ちゃんがえりしてしまって、兄姉たちを困らせちゃう話が読みたいです！ (2021年7月5日 1時) (
レス) id: 38ab48450a (このIDを非表示/違反報告)
たた(プロフ) - るんばさん» るんばさんこんばんは、ありがとうございます！！しっかり書かせていただきますねー！これからも読んでくださると嬉しいです！！！ (2021年7月3日 21時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
るんば(プロフ) - リクエストさせてください！！お話の中でも何回か出てきている主人公ちゃんがガチギレしたお話しだったりクオズの2人のSNS事情も見てみたいです！いつも楽しみにこのお話を読ませてもらってます！！これからも大変だと思いますが頑張ってください！！ (2021年7月3日 20時) (レス) id: 8e424235ee (このIDを非表示/違反報告)
ちーと(プロフ) - ミニのリクエストありがとうございました！！！グクミニ最強！可愛いに溢れてました。おっぱ達に懐かないミニにも笑えました！またグクミニに会えるのを楽しみにしてます！ (2021年5月28日 7時) (レス) id: dbb77fcf67 (このIDを非表示/違反報告)
たた(プロフ) - runnさん» もう一度送っていただいてありがとうございます(T_T) 少し時間がかかるかもしれないですけれど、必ず書かせていただくのでお待ちしていただけると嬉しいです(*´`) (2021年5月28日 1時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たた
| 作成日時：2021年3月13日 23時
