アナタとの関係性。【YG・JK】 (ページ18)

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まだ1年目だった私には、

モテモテのユンギさんと付き合ってるなんてことが周りに知られるのが怖くて、

この社内恋愛は、秘密にしてもらった

知ってるのは、同期のホソクとナムジュンとジヨン

そして、副社長であり、ユンギさんの仲の良い先輩でもあるジンさんだけだった

社内の秘密の恋愛

皆にバレないように、目配せしたり、

誰もいない廊下でそっとタッチしてみたり、

楽しかった

私達の恋愛は順調だった

いや、順調だと思っていた

私たちがつき合って2年が過ぎたころ

ユンギさんさんが社会人4年目、
私が、3年目となった春のこと

ユンギさんに、東京への転勤の辞令が出た

ある朝、ホソクが私のところにすっ飛んできて

「おまえ、知ってたのか？」って

「ナニ？」

「ユンギヒョンの転勤！」

知らない

慌てて、パソコンに向かう

ミン・ユンギ東京支社異動

聞いていない

何も知らない

海外への異動の場合は、事前に人事部から話があるはずなのに……

こんな形で知るなんて

どうして教えてくれなかったんだろう

そういえば、

少し前から、何か思いつめているというか、

何か考えてそうな雰囲気はあったかもしれない

4年目で東京支社への海外異動は、栄転だ

喜ばしいことだ

今までの成績、また、今後の期待度が感じられる