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YG「こんないいオンナがいるのに、他の女にいけるワケねぇじゃん…
……うぉっ……おまっ、酒くせっ」
せっかくキスくれたのに、私ったら
A「あ、オッパ、ごめん…お仕事頑張ってた時間に1人飲んじゃって……」
YG「フッ、かわいいもんが見れたからオレ得だわ」
オレも飲んじまったら一緒なるじゃん、とか言いながら、目の前の焼酎の瓶をラッパ飲みしだした
キツいお酒を流し込み、クゥーって。
ちょうど部屋にはシュガパートのラップが流れていて……
その一連の男らしい動作に見とれる
YG「ナニ? もっと酒が欲しいの?」
A「オッパがいいの」
YG「おまえさ……知らねぇからな…」
チュンチュンと鳥のさえずりが聴こえる
激しすぎた後、意識をとばしてしまったけど、パッと目覚めた
ユンギさんが自分のシャツを着せてくれて、ちゃんと、寝かせてくれていた
横には上半身裸のユンギさん
カッコイイ、シアワセ、ダイスキ〜なんて、乙女かよって自分にあきれながらも、ギューっと抱きつく
すると、寝ながらも無意識に、頭をヨシヨシって
キャーーっダイスキーー♡
ユンギさんの胸の中で、1人キュンキュンしてる
YG「……ん?寝れねぇの?」
A「オッパが好きすぎて」
YG「ㅋㅋ、なんだよ、それ」
目をつぶったまま、笑ってる
A「オッパ、ごめん、疲れてるのに起こしちゃったね。
私、子どもたちの朝ごはん準備してくる」
そう言って起き上がった私の腕を掴んで、自分の胸の中に戻す
YG「いいじゃん、今日は、みんなで、モーニング行こ。
だから、もう少し、このままで……」
A「今日休みなの?
それなら、ゆっくり休みなよ。睡眠不足じゃん」
YG「あのさ、人間は、人生の3分の1は寝てんだよ。
90歳まで生きるとしたら、30年間は寝てんだよ。
そう考えるとさ、かわいい妻と子どもと過ごす時間のために少しくらい起きててもよくねぇ?」
A「だけど、無理しすぎたら、90歳まで生きれなくなるからね!頑張って30年間は睡眠とってよ!」
単純なのか複雑なのか分からない話だけど、ユンギさんに合わせる
A「オッパがいなくなったら、私は生きてけないから。
私よりも1日でも多く生きてね」
寝転びながら、手を繋ぐ、ユンギさんのゴツゴツした手を眺める。
白くて綺麗な手。
一生の約束を誓ったお揃いの指輪
何も心配する事はないのに……バカだな、私。
ユンギさんは、私を裏切るような事はしないのに
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作者名:みんと | 作成日時:2022年7月30日 12時