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JK「ん···行くぞ」


「··········」


JK「お前いい加減慣れろよ」





歩き出すためにAの手を取った途端赤くなるその顔


今どき小学生でも余裕なそのアクションにいちいち反応するのが何ともこいつらしい


まぁ···嫌な気はしねぇけどさ





「はぁ···オッパと手を繋ぐの全然慣れないです
いつも緊張しちゃう」


JK「それ以上のことしてるのに?」


「そ···それとこれとは違いますっ···」


JK「なに想像してんの」


「し···してないですっ···(赤面)」


JK「ふ···」





·····うん
やっぱAだわ


さっきまでイライラしてはずなのに
スーってそれが消えてくんだから笑う


わざと指を絡ませた繋ぎ方をしたら
暗いはずの道でもわかるくらい耳まで赤くするこいつに


好き以外の感情なんて出てこねぇよ






JK「明日···災難だったな」


「ですよねぇ···急に決まって私もびっくりしました
でも場所はBH地区外だし泊まる施設はちゃんとした所だから心配しなくても大丈夫です」


JK「·····そう」


「でも5日間もオッパに会えないのは辛いです
付き合ってからこんなに離れたことないし···」




確かにそうか
一緒に住んでるしそもそも離れようもねぇけど




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作者名: | 作成日時:2024年3月27日 12時

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