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どうにか広めのトイレに入って蓮を降ろす。
下してしまっているならとズボンだけ
脱がしてやれば、茶色く濁ったオムツが見えた。
おしっこはほとんど成功してるらしいん
だけどうんちはまだな事が多いって
言ってたっけ。家じゃないしどうやって
させたらいいんだろう...と思っていれば、
蓮｢....ん、んっ....ぽんぽ、いいこ....涙｣
｢ん、分かったよ。お腹良くなれ良くなれ｣
蓮｢ぅぅっ、....泣｣
泣きながら俺の手を引いて個室の隅の
方へ連れて行く蓮。お腹を擦ってと
自分で手を持っていくから少し力を
入れつつ撫でてやれば、
中腰になってワンワンを抱きしめて
身体を震わせながら踏ん張り始めた。
そういえば思い出した、家では必ず
クローゼットの少し暗い中でしてたっけ。
外出先で排便をする場面を見た事が無かった
けれど 蓮なりに落ち着いて出来る方法で
しているのかもしれなくて。
｢うんち出来て偉いな。頑張れ頑張れ｣
お腹や腰を擦りつつ声を掛ければグッと
身体に力を込められる。返答は無いけれど
それだけ必死になっているって事で、
蓮｢んﾞ〜っ、んんﾞ....ぐ、泣！｣
顔を真っ赤にさせてかなり苦しそうな表情。
お腹の痛みから来るものか それとも力が
入っているからか汗ばんできているから
タオルで顔を拭いてやる。
疲れてしまうのか中腰だった蓮もへなへなと
座り込みそうになって、それでもお腹の痛みは
急に来るからかぶるっと身震いしてしまう。
｢すっきりしちゃおうね、大丈夫｣
蓮｢っ、ん....んん、は....ん、泣｣
力が入れやすいようにと手すりのある所へ
そのまま移動させれば今度はしっかり
力が入れられるのか右手で掴んで腰を落とす。
ワンワンが置き去りになってしまうから
そっと回収してやればそろそろ落ち着いて
きたのかな、踏ん張る声が弱くなってきて。
蓮｢んっ、んはあ....ふっ、
ふぇぇ....りょおちゃあ、泣｣
｢よしよし 頑張ったね？
うんちいっぱい出た｣
呼吸を整え出したと思えば泣きながら俺を
呼ぶからそっと身体を引き寄せて抱きしめた。
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作者名：杰
| 作成日時：2024年3月30日 22時
