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照｢パパ それひかが持ってあげる。
おもたくても持てるよ？....っしょ｣
｢助かるな、じゃあお願いします｣
着替えたり身なりを整えたり、ピクニックと
言えども何も用意するものは無い訳で いつも出先で
買い物を済ませたりしてから公園に向かってる。
今はドラッグストアとスーパーに寄って日用品の
買い物をしてきた所。年長さんになってからと
いうものお手伝いをよくしてくれるんだよね。
多少重い物も経験って事で運んでもらったり
なんかしてて。両肩にエコバッグを提げて
よたつきつつも車まで運んでくれた照。
｢そこの木陰はどう？涼しそうじゃない？｣
照｢ここにする！....わあ、あっち
いっぱいアスレチックある！｣
車を走らせる事20分、初めて来る公園の
アスレチックを見るなり興奮気味な声を上げる
から俺も少し嬉しくて。レジャーシートを
そっと広げてやれば早速靴を脱いで上がる。
｢ちょっと遊んでくる？楽しそうなの
いっぱいあるけどどうかな｣
照｢あそんでくる！パパも？｣
｢分かったよ、よし競走 よーいドン！｣
初めての場所に興奮気味なのは俺も一緒で
楽しそうな遊具を見ればついつい楽しんでしまう。
競走なんて先に走り出せば照が半べそかきながら
靴を大慌てで履きだして、それすら
何だかんだ愛おしくてスマホでパシャリ。
ちょっぴり泣き虫な部分も全部ひっくるめて
可愛い息子と一緒にアスレチックへ。
運動大好きは俺に似たようでちょっと
難しそうなところも難なくクリア。
飛び跳ねたり走り回ったり楽しそうにしてる。
照｢パパみてえ！｣
｢お、凄いじゃん。ジャンプ出来る？｣
照｢できるよ｣
遊び始めて数分だけど大粒の汗をかくくらい
遊び込んでいて、ジャングルジムの上から
手を振る照の表情は本当に楽しそう。
手を振り返せばケラケラと笑っているから
相当楽しんでくれているらしい。
連れてきたかいがあるな、なんて嬉しくなる。
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作者名：杰
| 作成日時：2024年3月30日 22時
