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ㅤㅤㅤㅤ昼食はたっぷりチーズが乗ったマルゲリータに
惹かれてイタリアンのお店へ、というのも
今日は久しぶりに実家へ帰ってきた日。
大学へ通っていて一人暮らしをしているんだ
けれど大型連休という事もあって可愛い弟に
会いたくなって帰ってきたんだよね。
俺も蓮が大好きなんだけど蓮はそれ以上に
俺の事を好いてくれていて。
蓮｢ほおくえんでね れんく ビューンで
あそぶの。あのね あおとあかと、みどり｣
｢ビューンか、なんだろう？飛行機かな｣
蓮｢ひこうきちがう、あのね、
んと、えっと、、....あ！みて！｣
｢もう ビューンって何なの笑｣
ちょっぴり話があっちこっちへ行って
しまうのもご愛嬌。運ばれてきたハンバーグ
ステーキを見て大興奮な様子、
蓮が食べやすいひと口サイズに切り分けて
子ども用のお皿へ何切れか放り込む。
｢ちょっきんしたから熱くないよ、はいどうぞ｣
蓮｢わぁ....りょおちゃ、あんして？｣
｢ふふっ、いいよ。あーん｣
蓮｢ぁ....ん、おいしい！
ほっぺおちちゃうねえ｣
アーンしてなんてそれはそれは可愛い
お願いだし、そっと口に運べば両手を
頬に置いてとびきり可愛い笑顔を見せる。
なんて可愛い子なんだろう、と頭を
悩ませているうちに大本命のピザが
運ばれてくれば目がキラキラと輝いて。
蓮｢ピザ！いたっきます、
ねぇ、いたあきます！｣
｢落ち着いてって笑、熱いよ
ふーふーして？｣
興奮し過ぎなのか舌足らずないただきますに
若干笑いつつ 唇を尖らせて冷ます姿も
また面白くて。パクリと頬張った頬が
リスみたいに膨れるのも年少さんらしさ全開。
蓮｢ん！ん〜！！｣
｢チーズ凄いね、美味しい？｣
蓮｢んふふっ｣
アニメのように伸びるチーズに目を
真ん丸にさせるし垂れ目がもっと
垂れるくらいとびきりの笑顔で
頷くから思わず俺も笑顔になってしまう。
こうやって可愛い弟の写真が
カメラロールに増えていくんだよな、
そんな事を思い浮かべつつもう1度
シャッターを切った。
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作者名：杰
| 作成日時：2024年3月30日 22時
