紅一点×SnowMan⑩ (ページ26)

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A・田「『おはようございます。』」

河『おー！2人とも間に合ったんだな。』

「すみません、ギリギリで。」

辰『仕事なら仕方ないっしょ。』

菊『おせーよー。』

駅に到着して、わちゃわちゃとしていたら、
オープニングが始まる。

相変わらずの辰巳くんに爆笑していたら、
最初の撮影ポイントに着く。

スタッフ『松雪さんはここは見学で。』

田『え？姉御はやんないの？』

辰『松雪にこれはだめだろー。』

そんなこと言ってる辰巳くんはきっと落ちる気満々だ。

はんぎりのレースで河合くんと樹が
最初にレースに挑んでる。

樹が全然できないのが面白すぎて笑ってしまった。

その後金比羅山に移動する。

菊『なあ、これ。』

「あ。これ。」

菊『完全にこっちで操作できるね。』

ルーレットの欠陥を見つけた風磨が
ニヤニヤしてる。私も思わず笑ってしまった。

早速ルーレットを回して辰巳くんになるようにする。

それから何度か辰巳くんになるものだから、
樹や河合くんも不審そうな顔をしている。

風磨がルーレットの欠陥を指摘するとみんな笑っていて。

スタッフ『みなさんこちらにお願いします。』

そう言われ、ロケバスで移動する。

その後、電気風呂に行き、みんなビリビリと
電気をくらって。

(私は流石にやりませんと言われたので、
電気のボタン係。)

夕食にうどんを食べて1日目を満喫した。

スタッフ『では、お疲れ様でした。』

部屋での撮影も終わって、
私は用意してもらった部屋に戻ろうと席を立つと、
両手を誰かに掴まれた。

「ん？」

菊・田『あ。』

河『お前ら仲良しかよ。』

ほんとコントみたいにタイミング良かったな。
私と河合くん、辰巳くんは思わず笑ってしまう。

菊・田『あ、ごめん。』

手を離すタイミングまで一緒すぎて
さらに笑ってしまった。

「ははっ。どうしたの？2人とも。」

菊・田『あ、お先にどうぞ。』

辰『そこでもタイミング揃うのかよ。』

田『俺は姉御と少し話したくて。』

菊『俺も、Aと話したくて。』

田『先どうぞ。』

菊『先どうぞ。』

要は2人とも話があったらしい。

「2人とも私の部屋くる？」

菊・田『行く。』

辰『じゃあ、お、、、。』

河『おじさん組は寝るわ〜。あとは若い子達で楽しんで。』

河合くんが気を遣ってくれ、
部屋に来たがっていた辰巳くんをヘッドロックして
私達を部屋から出るように促した。